経済大国と諸外国に呼ばれる日本は、経済成長に伴い日本古来の伝統美(生活美)を喪失し、<家>は消費され続ける現代に押し潰され、その本質を見失っている。
<家>は小さな<都市>であり、<都市>は大きな<家>である。<家>はこの混沌とした都市生活や、やめる都市の姿を映し出す鏡なのである。本来<家>は文化の拠点であり、日本独自の文化の伝承の場である。しかし今、この経済優先主義の陰に生活美は荒廃し、国の元である<家>は崩壊しつつある。
飽食の現代にあって、文化の喪失、精神的貧困等の矛盾した問題を抱えた今、生活の中に 「こだわり」 を持ち、生活の仕方と考えること、生活美について考察することは、病める都市へ広がる美の波紋の投石となるであろう。
ビッグバン株式会社(ビッグバン:宇宙の始まりのエネルギーの爆発)は、この社会状況に小さく、また大きな意味を持つ一石を投じたいとの趣意で会社を設立いたしました。
昔はどんな家においても、床の間には壺に活けられた美しい花が飾られ、四季折々の掛け軸がより一層季節を感じさせていました。食生活においてもまた、器と共にその食事を引き立てる彩りがありました。
ビッグバン株式会社は、生活美の再発見や健康な生活へのこだわりを考える一歩として、様々な御提案をいたします。
ビッグバン株式会社
代表取締役 関 口 雄 三